今日の観光。デリーから列車でアグラへ。 アグラはデリーの南約200kmの所にある、デリーの駅で、「回りを見ないで、さっさと歩いてほしい」と言う。 回りにはすごく汚い人達の群れがゴロゴロしている。 汚い所を見られたくないのはどこの国も同じ。 10億人も住んでいるのだから、こういう人達がいてもしかたないかな。 それにしてもすごい人の数。 

列車の中で朝食、固いパンと固い果物、何となく食欲が出な。 3時間でアグラに到着。 バスより速いという。 道が悪いからバスより速いのでしょう。 アグラフオート駅で下車。

アグラはインド統一を成し遂げたムガール帝国のアクバル大帝が、16世紀から17世紀にかけて、約100年の栄華を極めた過去の栄光を物語る町。

アグラ郊外にある世界最大の大理石建築タージマハールへ。 夢にまで描いていたタージマハール。 一度は来て見たい。 小さい車でデコボコ道を走る。 回りにはさえぎる物が何もなく、遠くからタージマハールの白い丸い屋根が見えて来る。

 回りは畑で農作業をしている人は女性、驚いたことにみなさん、サリーを着て頭からスカーフを被っている。そのサリーときたら、きたなく汚れていてとても私達が思っているものではない。 農作業をしているのだから、汚れているのはあたりまえ。 

男性は人と接する仕事をするそうで、人前に出ない仕事が女性の仕事だそうです。 それで道路工夫や農作業は女性の仕事。 接客業は男性の仕事ということです。 

サリーは民族衣装。 日本でいえば着物と同じ感覚。 だから普通に着ている、あたりまえのことですね。

畑の中にお墓が点在している。 独特の形、右の写真の丸い屋根を小さくしたようなものを、直接土台にのせて個人のお墓にしている。 飾りも質素、高さ1.5mくらい、日本でいえば墓石みたいな感じ。 タージマハールは王妃様用だから、すごく高くて大きくて立派。

タージマハールの入り口に到着。車を降りた途端、物売りの若い男性に囲まれた。 それをのけながら進むのは大変。 やっと入り口へ、写真、上。

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