外国へは120ヵ国位訪問しました。さて今度はどこを訪れようかと考える。治安の悪くない国、衛生状態の良い国、歴史のある国等々。
その時「まだ見ぬ南国の楽園、南インド」、このタイトルを見た時、「そうだ、南インドはまだ行った事は無い」。しかもANAの直行便就航記念という事で格安。「これにしよう」。
インドには30年位前に訪問している。その時、まだ観光旅行も初期の段階で内容は充実していなかった上に大変嫌な目に合い、二度とインドには行くものか。と決めていた。
しかしその当時と比べたら30年も経っている。少しは良くなっているだろうと期待して出かける事にします。
2020年2月16日、成田発11時10分、インドのチェンナイ着17時45分。時差3時間半。
日本は零下近い気温、こちらは30度前後の真夏日、寒い日本を逃れて南国の暖かい国は最適、直行便のチャーター便で8時間は楽で近い。
チェンナイの空港はやはり思った通りの近代建築、すべてがピカピカして真新しく気持ちがいい。
しかし始めから大失敗、旅行に慣れ過ぎていたため、インド入国にビザがいるとは思いもしなかった。しかし入国時のイミグレイションでは係りの人達は親切に対応して頂き、簡単にビザが降りました。
それより大変だったのは新型コロナウイルスの中國武漢での発生で世界中がパニック状態。一人づつ体温測定で長蛇の行列、小1時間程待たされ
航空機内の座席が最後部のため降りるのが最後尾になり、検査も最終でした。
イミグレイションでも最後尾、何故か行列もなかなか進まず待ち時間が長かった。テロ騒動のためか監査は厳しさを増しています。
空港発19時45分、ホテル着20時。
チェンナイ(マドラス)、マドウライ、 カニャークマリ(コモリン岬)、アラップーラ、コチ(コーチン)、チェンナイの順に訪問します。
馴染みのない地名ばかりです。インドは長い間イギリスの植民地でした。
第二次世界大戦後、名称が変わり、インドの古来の名称に替わりました。
インドは人口世界二番目の多い約13億人。国土も世界第7位の330万㎢。首都はニューデリー。公用語はヒンズー語。英語は補助的に使用。
宗教はヒンズー教82%、イスラム教12%、キリスト教2,6% その他です。
カースト制度も無くなったと言いながら根強く残っています。(バラモン、クシャトリア、バイシャ、スードラ)
貧富の差も歴然としています。女性の地位もまだまだ低く、結婚する時は女性の持参金は3000万(日本円)もかかると言います。
2~3週間もそのお金でお祝いするそうです。叶わないですね。大金持ちでないと結婚出来ないということですか?持参金が少ないといぶり殺されるということです。
それでもすべての女性は結婚しているのですから、3000万円というのはバラモン(カースト制では一番上の階級)の出身者でしょう。
地図上で右下横に見えているのはスリランカ。
空港内で色鮮やかなサリーを着た女性。サリーもきれいになりました。
インディアの航空機
南インドの方はドラヴィダの人種です。
皮膚の色は黒っぽい色で、目がギョロ目です。
太っています。お尻が大きい人が美人とか?
空港は真新しくピカピカです。
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