4月4日、午後、バスでブロブドール観光へ。 大乗佛教の石造りの建築物です。
ジョグジャカルタから、42kmの椰子の密林の中に、忽然と聳える世界最大最古の仏教遺跡です。
824年の建造、1000年以上の火山灰に埋もれていた。 壁に描かれている精緻なラーマーヤナの物語は、佛教美術の質の高さを物語っている。ストーバの中にはそれぞれ仏像が安置されている。1814年占領していたイギリスのラッフルが見つける。
その後主権を奪ったオランダが管理、1973年アジアの遺跡として、ユネスコが管理、 保存、修復されている。
緑濃い参道を歩いていくと、正面に見えてくる。
高さ42m、基盤は一辺124m、その大きさは遠くから見えてきて凄い。見学の人も多く客引きもうるさい。 遺跡は自然な丘の上に盛り土をして造られた。
2500面以上のレリーフが、4層の回廊に刻まれている。 回廊の幅は約2m、釈迦、菩薩、王族、兵士など、1000万人以上の人物が描かれている。インドグプタ朝の流れである。
第一回廊は釈迦の悟りと説法。
第二回廊は善財童子の華厳経入法界品が、長々と描かれている。
回廊のレリーフは釈迦の教えを説くもの。432基の仏籠の中に等身大の仏像が鎮座している。