夜、ガムランの演奏と影絵の見学。 明かりのない泥んこ道を歩いていくので、転ばないようにいくのは大変でした。 回りはお店ですが、大半閉まっていた。

ガムランは小さい太鼓から、少しづつ大きくしていく太鼓の打楽器の音楽です。 楽譜はなく、いろいろな大きさの太鼓を打って演奏する。 それがなんとも郷愁を誘うようなメロデーを奏でる。 

裏で影絵の操り方を見せてもらった。 なんとも上手。 写真の両側に飾ってあるのが影絵のお人形。 数十体はある。 それを物語に応じて、次々繰り出して操る。 

影絵は元は祖先の霊を人形の影に宿して、供養と悪霊払いの儀式でした。 お祭りや結婚、その他お祝い事がある時に、村の広場で行われた。 ガムラン楽器とセットで白い布に映し出した。 

いまは観光用になって、お人形まで売っている。 きききっきききっと言いながら、売主が上手にお人形を操って売る。 売主は上手にやるが、自分で買って帰ってやろうと思っても、出来るわけないでしょう。 

ガムラン楽器の写真がないのが残念。 もっと暗くなった道を通って帰った。 何となく怖い。

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