4月5日、プランバナンの観光。 ヒンズー教の寺院。856年建造、中央に建つのはシバア神殿。 1584年、火山爆発で埋もれていたらしい。
天に向かって建つその姿は巨大な炎よう、高さ47m、その壮麗な寺院群と何もない周りの様子が、静かさを倍にする。 ブロブドールの時と違い、こちらは観光客がほどんといなくて静かで、客引きも少なく手持ちぶたさ。 ヒンズー教寺院としては東南アジア最大。
神殿の回廊の精密なレリーフは、古代インド叙事詩ラーマーヤナの物語が描かれている。 勧善懲悪の物語である。 階段の欄干にも獅子や半人半鳥の神などの石像が、見事に彫られている。 神殿の中の各室には東側、シバア神、南側アガステア(シバアの導師)、西側ガネーシャ(シバアの息子)、北側ドウルガ(シバアの妻、女神)の像がそれぞれ奉られている。 佛教との関連性が高い。
シバア神殿の左右はブラフマ神殿、ビシュヌ神殿、向かい側に3個のバアーハナ堂(乗り物堂)、が並んでいる 牡牛、白馬、ガルーダ(怪鳥、飛行機の名前はこれから来ている)がそれぞれ対峙している。 それぞれのストーバを覗いて、中を見て回った。
近くにもこじんまりとした遺跡はいくつかあるらしいが、特に佛教建築や美術に興味があるお人なら、見る価値はあるでしょうが、そうでない人は疲れるだけかもしれないですね。