マリアの墓教会の入り口右側の通路。 

ゲッセマネ洞窟に通じる穴がある。ここはイエスがユダから裏切りの接吻を受けた場所。 その後逮捕された。 

長い歴史の後、貯水槽として発見された。


ユダヤの歴史を簡単に振り返りましょう。

BC17世紀、ユダヤの祖アブラハムが神ヤハウとカナンを約束の地とする。アブラハムの子孫は流浪の後、エジプトに留まるがモーゼに導かれて、シナイ山で神と契約を結び、選民となる。

これがイスラエル人の伝説です。

BC13世紀放浪の後、モーゼの後継者のヨシィアに率いられて、約束のカナンの地(エリコ)に入り、イスラエルの基礎を築いた。

この地を大きくまとめたのはダビデ王でした。
王はエルサレムに都を作り、ヨルダン、シリアを征服した大帝国を築く。 

BC950年、息子のソロモンがエルサレムに大神殿を築き、第一神殿時代が始まる。 
BC586年、バビロニアに滅ぼされる。
BC530年、ペルシャの援助で帰還し、エルサレムに神殿を造り、第二神殿時代になる。

アレキサンダー大王や、ローマの侵略を受けるが、ヘロデ王は巧みにローマに取り入り栄える。
王の没後、ローマに抵抗したユダヤ人は、AD135、滅ぼされ国を追われ流浪の民となる。 
パレスチナの地の支配者は次々変わる。

ローマが衰退すると、キリスト教のビザンチン時代に。
次にイスラム教のアラブ時代に。次に十字軍時代に、1517年オスマントルコ時代に。
パレスチナはアラブ人の住む地となる。

第二次世界大戦後1948年、イスラエルとして国連決議で建国する。

歴史の進行順に観光出来れば良いのですが、時間とスケジュールと込み具合の関係で、ゴチャゴチャになってしまうのはしかたないことでしょう。 長期滞在するわけではないからね。  次ページ