午後、死海に向けて2時間30分のバスの旅。
途中ベツレヘムを遠方右手に見て通過、危険地域には近づかず。
左の写真、ネケブ砂漠のラクダ。飼い主が散歩させています。
ネケブ砂漠を通り、海抜400mへと下ります。
死海は塩分濃度がきついから、傷や蚊刺されの引っ掻き傷はつけないように、旅行前から気をつけていた。それがネケブ砂漠をバスで移動中、販売のため見本のエルサレムの観光用アルバムを回した。 それを前席の方に送る時、バスが揺れて弾みで表紙のコーティングされた紙で、指の皮を削ぎとられた。
しまった!血が止まらない。死海を目の当たりにしての思わぬ怪我。消毒液はスーツケースの中。ティッシュで巻いて必死に止血するが、なかなかうまくいかない。 気分が萎えた。
死海が見えてきます。 おや?塩田のように区切られています。最近蒸発が激しくどんどん水分が減っている、そのため上流の方は干え上がってしまうので、区切って下流の方の水を上流に送っている。 パナマ運河の仕組みですね。
このような所にも地球温暖化の影響が出ているとはね。
死海の水は皮膚病に良く効きます。話では日本でどんな治療をしても治らず、お医者に見放されたアトピー性皮膚炎の方が、2ヶ月浸かっていたら、すっかり良くなって帰った。
しかし日本に帰国後、どうなったかは分からない、ということです。
死海の水はただ塩分が濃いだけではなく、地下からいろいろなミネラルが湧き出てくると、いうことらしい。
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