重慶から湖北省まで192kmの長さ、西から東へ瞿塘峡、巫峡、西陵峡の三大河を三峡下りという。
古くから交通の要所でしたが、洪水もすさまじい暴れ河でもあります。 また景観も素晴らしいため、多くの詩人や名所も生まれています。
今回は重慶から荊州までです。 船中2泊です。
左の写真、重慶で船宿泊。 夜から朝までの間に瞿塘峡の近くまで来てしまいました。 高さ350mの絶壁が両側に迫ります。 船が早くなったような感じがするが、それは河幅が狭くなったからでしょう。
それを過ぎると、すぐに右の写真、川の左側に白帝城。 漢時代の諸葛孔明の「劉備託弧」の舞台として有名です。
前漢時代長江上流を支配した公孫述の居城で、城内の井戸から白龍が昇ったとして、自分を白帝と名乗ったことから白帝城といわれる。
船からではどれだかよく分からない。 忙しいツアーなので、下船して見学することなく、説明だけで通過。 なーんだ! つまらない。 よく調べなかった人も悪いかな。
最近のツアーはよく出来ていて、必ず下船して白帝城を訪れます。 後になるほどよくなりますが、本当の中国がなくなりますね。 次ページ