西陵江の断崖。このような険しい崖が次々迫ってくるが、河幅が広いためあまり感じなくなる。
それに一日船に乗っているだけでは、だんだんどうでもよくなってきた。 一番良かったのは、この船が日本人だけの貸し切りで、静かだったことです。 大きな船ですから、日本からのある旅行会社のツアーが集まっています。

船の中にはお土産のお店が沢山ある、掛け軸、置物、絹のブラウスや布製品、玉石類の装飾品、瀬戸物類、筆やすずり、なんでもある。日本人だけだから良い商売になっている。 

広間で有名な書の先生という人が好きな書を書いて、それを掛け軸にしてくれるという。 結局暇なので、見ているうちに買うことになる。 

白帝城を題材にした白楽天の詞で、「朝辞白帝彩雲間、千里江陵一日還、両岸猿不止鳴、軽舟既帰万重山」、という物です。


午後には簡単な踊りやカラオケみたいな歌などあった。

ダムの葛州ダムが近づいてくる。

右の写真、湖底に沈む町。 古いゴチャゴチャしたところ狭しと立てられた汚い町、新しいきれいな町に引っ越した方が、彼らのためにもよいのではないでしょうかね。

停泊している船はすごく立派です。

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