明るいうちに830mのペナンヒルに、ケーブルカーで登りペナン島を見ることに。 しかし待ち時間が長く、ここに並んでいるだけかと思ったら、中は部屋がいくつかあって、ケーブルカーに乗れる人数で区切られていた。
片道30分かかるので、三個部屋があると1時間30分待つことになる、結局暗くなってから頂上に着いた。 そのため折角のペナンの景色もあまりよくなかった。
ホテルのベランダからの眺め、バツーフェリンギ(島の北方)のムテアラホテル、自由時間にあこがれのペナンの海へ。
ところが驚いた。 砂浜は黒く汚れている、海へ入れば大丈夫かと海へ入った。 足はずぶずぶと膝まで入り、ヘドロのようなぬるぬるした物が、足にからまりつき気持ち悪い。
もう少し沖ならと思って腰まで入ったが、同じでかえって汚れるばかり。水の色は黒くエメラルドどころかヘドロの海。 対岸を見上げたら工場群が並んでいて、黒い煙を吹き上げている。 これでは無理もない、道理で誰も泳いでいる人はいないわけだ。 汚くなった体を洗うために、ホテルのプールへ急いだ。
外国のプールは深くて背が立たない、泳ぎに自信のない人は危険だ。
適当に遊んで戻った。 すっかり幻滅。
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