8個の騎士団のチャペル。ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルなど。どの礼拝堂も石灰岩の上に油絵具で直接描いてフレスコ画のように見せています。マルタ十字架、甲冑など。

それぞれ凄く豪華でキレイに飾り立ててあります。随分お金をつぎ込んでいるのがわかります。どの国のチャペルか分からなくなりましたが、どの国もこんな具合に豪華絢爛な飾りです。
床には400枚以上の墓標が敷き詰められています。貴族の出身者の墓標で色大理石で模様が描かれて本人の名前、碑文など、踏んで歩くのが申し訳ない感じです。


左側の黒くなった箇所にカラヴァッチョの「ヨハネの斬首」の絵画がかけてありました。盗まれてから、戻ってきてから、美術館に厳重に保管してあります。

残念ながら、撮影禁止のため掲載出来ません。

罪のないヨハネが女の遊びの戯れに「ヨハネの首が欲しい」と所望したために、首を切り落とされるなんて!何と残酷な女。

さあ、速くと言わんばかりに首桶を突き出している女、よくこんな場面を描いた物ですね!。

絵が上手下手より、気持ちの問題のように思いますよ。

中世時代だから人間の一人や二人の命など何ともなかったのでしょう。でも殺される方はたまった物ではないですよね!

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