ナラヤン寺院の横にあるクマリの館。小さい木彫りの窓が並んだ建物。女神クマリの化身です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマリは家柄の正しい幼女から選ばれる。 聖性があるかどうか? 体に傷がないとかもちろん美人、数人に絞って選んだ幼女を夜暗い部屋に入れて、牛の生首を置く。その生首と遊んでいれば、神聖さがあるという。怖がって泣いていたら選ばれない。体に変化が起きると交代する。 

拝観料を払うと、二階の窓から化粧をした幼女が顔を出す。写真撮影は禁止。学校に行かないので、成長してからは不運らしい。人と接する事も出来なくなるし、勉強や運動をしていないから、社会から隔絶した格好で、変人になるでしょう。 変な制度です。

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