ベラウ国立博物館

1955年設立のミクロネシアで最も古い博物館。

展示物はパラオの歴史と文化。ヨーロッパと接触の無かった時代から、スペイン、ドイツの植民地となり、
日本の統治時代を経て、アメリカの占領下、独立して共和国となるまでの展示がなされています。

左の写真、入場口。

下の写真、ミクロネシア時代の古代の家。

風通しが良く、涼しそうです。とにかく暑い。9月末のこの時期でも猛烈に暑い。歩くのも日陰を探すのも苦しいくらい。

紫外線は日本の3倍強いといいます。真っ黒けになりますよね。

左下の写真、家の前に座っている人や足を広げている人がいますね。みんな上半身裸です。成人女性も真っ裸です。

全員がこの恰好で生まれた時からですから、恥ずかしいという感覚は無いでしょうね。




パラオ人の起源は分かっていません。3000年前からいたらしい。パラオの人々は海に隔離されたような状態で暮らしていたようです。

1521年マゼランが発見するまではいろいろな言語が話されていたようです。

伝説ではパラオ人は海から生まれたということになっていて、他の島から来たことにはなっていません。

左の写真、オエラオル(家を建てるための儀式)

家を建てる財源は夫側、妻側は食物の用意でお互い助け合って築いていくという事。


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