ナスカの地上絵が消えかかっている、という話が聞こえてきます。見えなくなる前に見ておきたい、空中都市マチャピチュ、世界一高い湖チチカカ湖の生活など、訪問したくてペルーに出かけることにしました。
2000年8月4日、17時20分成田発、ロスアンジェルス空港11時15分着で乗り換え、アメリカ入国が必要で、パスポートコントロールで2時間もかかった。 受付が3箇所しか開いておらず、大型旅客機が次々と入って、入国審査の場所は人でぎいッしりになった。 それでもお昼時間なのか15個もある受付は、一向に開く気配もなく、黒人系統の人がのんびりと受け付けをしていた。
アメリカ政府にこの旨文句を言わなければと思った。乗り継ぎ時間は3時間しかなく、ラテンアメリカの会社の航空職員の誘導で、ロスアンジェルス空港の中を荷物を転がしながら、必死で走って14時10発に間に合わせた。 外国で走っているのは泥棒と警官だけというから、待合室にいたお客はさぞ驚いたことでしょう。
リマ着00時40分。
家を出てから26時間経って、ようやくリマのシェラトンホテルに着きました。
ほっとしたところ、ロスアンジェルス乗換えで、リマまですぐかと思ったら、なんと11時間もかかるとわかって、地球の反対側に行くのは遠いと改めて認識しました。
8月5日ホテルシェラトンの前です。 寒い朝です。 いよいよこれから始まりです。
リマは南緯13度位、バンコクの南位ですから、こちらは冬とはいえ暖かいと思い、夏物を用意してきましたらなんと寒いこと。
霧雨が降っていますが、傘をさしている人はいません。 売ってないそうです。 年間降雨量16mmですから、いらないそうです。