出発までの自由時間に散歩に出かけた。 ホテルから40m以上いってはいけない、という現地ガイドの西川さんの言葉を守って、40m進み自分の場所から、また40mと行き結局2km位来てしまった。
マヨール広場。 背後はフジモリさんが住んでいる大統領官邸。
警備はほどんとなくいたって物静か。 報道されているのと随分ちがいます。
貧富の差が激しく、このあたりは有色人種が職を求めて下りてきてたむろしている。 金持ちの白人達は新市街に豪奢な家をかまえて、メイドを使って良い生活をしているということです。
日本と異なり累進課税はなく、相続税もないので、金持ちはあくまで金持ちで、貧乏人はあくまで貧乏人だそうです。 市街には白人専用のゴルフ場があって、有色人種は若干一名のみ、「フジモリ大統領のこと」、許されているということです。 差別はすごく存在しているのです。日本人も有色人種です。
インカ出身の人達は山の傾斜面に日干しレンガの家を作り、電気も水道もない生活です。 その代わりに税金は払ってはいない、ゴミは川に捨てるので、昔と違い還元されないビニール袋やペットボトルなどで悪臭ですごい、車もがんがん走っている。 このあたりは発展途上国はみな同じで似ていますね。
ミラフローレス地区、愛の公園。 近くに高級レストラン、「ロサ・ナウティカ」、があります。
公園の周囲はガウデイの彫刻の真似のようでした。 霧雨できれいだ、といわれている海岸もあまり見えず、ハワイのダイヤモンドヘッドといわれている岩も、ぼやけていました。 デイトスポットになっています。 雨降りのようなのでカップルはあまりいませんでした。
この場所に来る前に黄金博物館へいったのですが、金持ちの収集家がやたらと集めた物で、特に取り上げて説明するほどの物もないようでした。
ただ呆れたことに、日本では絶対にみられないお酒を注ぐ道具として、セックス場面をかたどった酒器が沢山陳列されていました。 それもいろいろなセックスの体位を形にしたものです。 ガイドも「未成年者はいませんね」と念を押していました。 撮影禁止なので写真はとれませんでしたが、右の写真からご想像ください。