ネバ河の河口のデルタ地帯の湿地帯の兎島に、1703年に作られた。スエーデンからロシアを守るため、ピュートル大帝が建設した要塞です。 高く厚い壁が周囲を囲み、政治犯の監獄としても使われた。壁の高さ12m、幅4m〜2,5m、湿地帯に堅固な要塞を建設するのは容易なことではなかった。 ピュートル大帝自ら指揮をとった。 

要塞の中に教会がある。キリストの弟子ペトロとパブロにちなんで名が付けられた。 これがせめてもの慰みとなった。 写真左、要塞の中に高く聳える塔。 ペテルスブルグの中で一番高い、121.8m。 

 

 

 

 

 写真右、教会の中の歴代皇帝のお墓。 皇帝のお墓のため内部の装飾の飾りがすごい。20年を費やして作った、 広い空間に光を充分取り入れて、大理石の壁、柱、金箔の像、いろいろな色のクリスタルガラス シャンデリアなど、どれもすばらしい。 

ロシア革命の時、殺された最後の皇帝ニコライ二世が最近名誉を回復して、ここに葬られたニュースは新しい。  その後、牢獄を見学した。快適できれいな個室で想像していたのとは随分分ちがった。

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