2016年11月13日、セルビアの首都、ベオグラード市内観光。
ベオグラードに着後、そのまま市内観光に入る。疲れているなどと言っている間は無い。
セルビアの首都のベオグラードは元ユーゴースラビアの首都。ユーゴースラビアはバルカン半島の独立前の国々の集まりでした。
それがチトー大統領(1892~1980)が亡くなると、民族の独立の機運が高まり、10年後、独立戦争後、次々と独立していきました。その悲惨な独立戦争の歴史は近年報道されていますから、皆さんもよくご存じと思います。
左の写真、ベオグラード郊外の聖サヴァ教会。東方正教会としては世界最大規模、セルビア正教会の中心的存在、セルビア王国創始者ステファンネマニヤの息子のサヴァの遺体が1594年オスマン朝支配下にセルビア人の反乱時、報復として、ベオグラードに運ばれて、この教会の立つ場所で焼かれたという。
教会は1935年着工、外観は出来上がっているが、内部はまだ未完成。天井、壁画、床、周囲の壁はまだ建築中。
しかし信者達は敬虔な祈りを捧げています。
下の写真、その証拠です。
教会は西の扉から入る。東方向昇天の場所。
ご覧の通り天井は建造中、天井画も無い。壁画も無い。
いつ出来上がるか未定とか。寄付の集まり具合によるそうです。