14日、トルファン観光。 見渡す限りの乾燥しきった大地です。 朝から強い日差しとぐんぐん上がる気温、大丈夫かなあー。
ホテルは冷房はなく、壊れたような扇風機だけ、冷蔵庫もないし、ビールは暖かいまま、ミネラルウオーターなど無い。
トイレをしっかり済ましてから、出かけるように厳重に忠告される。
右の写真、火焔山。 このような大地が両側にえんえんと続く中を、遺跡に向かってバスが走ります。
右の写真、ベゼクリク千仏洞。 トルファンの北東38kmにある、新彊で有名な石窟です。
ベゼクリクとは、「装飾された家」という意味です。
6世紀の高昌国後期から始まり、唐、五代、宋、元と続いて、最盛期はウイグル帝国がトルファンを支配した9世紀に仏教を信仰して、この地を王族や貴族の寺院とした。1400年くらい続いた。
石窟内には仏像や壁画が公開されているが、大部分はイスラム教が侵攻した時、破壊された また難をのがれた物も、外国人のスタインなどの探検家に剥ぎ取られて、残っている物は少ない。
でもよくこんな砂漠の山の中に作ったものと感心します。 日陰に入るとほっとする。