千仏洞から向こうに雪を頂く天山山脈が見えています。下の方に杉林が見えますが、小さく見えます。
いかに高い場所かおわかり頂けますでしょう。
下の写真、高昌故城。 トルファンから40kmにある古城遺跡。
漢代に498年高昌壁と呼ばれた砦が築かれた。 魏、晋、南北朝から元時代まで、西ウイグル帝国時代、1000年間、国都として栄えた。
唐の627年、玄奘三蔵がインドに渡る時、この地に立ち寄った。 王の熱心な説得で仏教を広めた。
200万u、周囲5km、11の城門がある。 城址は外城、内城、宮殿の3個から構成されているが、廃墟だけで広大な土地に荒涼とした面影で暑さが増します。 栄枯盛衰とはこのことでしょう。
この暑さ、普通ではありません。 40度を超えるとどんな暑さかといいますと、ガスの炎の前に立って向こうから仰ぎますと、熱風がきますね。 そんな暑さです。
だから扇子で仰いだりしたら、返って暑くなります。 水を飲みたくても水はありません。
スイカが唯一の水分補給源です。 もちろん冷やしてなどありません。 暖かいスイカでも喜んでかじりつきました。