アスターナ古墳群、アスターナとは、「王領の首都」という意味です。 

トルファンから36kmにある、高昌国と唐代の貴族や豪商、一般住民の墓地群で、2000基あります。 すべてのお墓は斜めの参道があり、地中に墓室がある。

平面的には「甲」の形をしていて、3畳ほどの大きさ、見学出来るのは5〜6基です。 壁には故人を偲ぶ壁画が描かれています。

墓室からは絹織物や陶器、文書など、また壁画やミイラも残っていま。

向こう側奥の台地や右の写真、火焔山の地形、地殻の褶曲運動によって、ひだの入った赤い山肌は火が燃えているように見えるので、この名が付いた。

 

 


「西遊記」で、孫悟空が鉄扇公と戦い、芭蕉扇で火焔を消し、緑の沃地に変えたというお話しです。

トルファンの中部、東西100m、南北10km、海抜500mの山地です。

見ているだけで暑くなりますね。

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