アヴィニヨンといえばみなさんご存知、「アヴィニヨンの橋の上で踊ろよ、踊ろよ。」で有名、さてどんな橋かな? 橋の上で踊れるかな。 踊れるなら踊りたいね!

ローヌ川対岸の中州からサンベネゼ橋、長さ900m、22のアーチがあった。 
たび重なる洪水や戦争で流失、現在はアーチ4個、これだけしか残っていない。

14世紀初、ローマ法王とフランス王の間で勢力争いが絶えなかった。この時法王に選ばれたのがフランス出身のクラメンス5世、抗争に疲れフランス王の庇護をうけ、1309年アヴィニヨンに法王庁を移す事を決意、以後1377年まで7人の法王(フランス人)が立った。 
イタリア人はこれをねたみ、「バビロンの捕囚」と呼んだ。
















アヴィニヨンはこの時代、繁栄を極めた。 法王庁宮、教会、修道院、貴族の館、など洗練された建物が次々に建てられ、詩人、画人など文化芸術の面でも繁栄した。

人口10万人、周囲1,4kmの城壁の内部にこれらの建造物は建っています。

右の写真、 橋の右側の城壁の内部、尖塔部分が法王庁宮殿。 その右教会。  次ページ