アラビヤの柱の群から突然、キリスト教の礼拝堂が現われたのには驚きます。 1236年カトリックのコルドバ征服の後行われた、メスキータの一部をキリスト教の礼拝堂に改造した。
1523年イスラム教寺院では、キリスト教の礼拝が出来ないということで、アラビア風の柱を壊して、ルネッサンス風の礼拝堂と合唱台を作ってしまった。 仕切りの壁はゴシック様式です。
右の身廟と丸天井はイタリア・ルネッサンス様式。 完成するのに243年もかかった。
当時のカルロス5世はここでしかない物を壊してしまった、と嘆いたという。 回教寺院の中にキリスト教の教会があるのは、異様な感じがします。 各地でイスラム教寺院を壊したり、きれいな漆喰の壁を塗り込めて、キリスト教寺院への改造が行われた。