右の写真、マクスーラの天井、国王の礼拝所の天井です。 金色のモザイクでイスラム建築の繊細さと技巧の高さを表しています。 4隅に5弁形アーチをかけて8角形にする、各頂点からアーチを渡して立体的にドームを作っていく、花が開いたようなドームになる。 見事です。

アーチを通ると漆喰の装飾の場所が、正面奥に突き当たる。

イスラムのメヘラム、メッカの方を向いている。

黄金に輝いている、金、赤、青の馬蹄形の形をして、アラベスク模様をしたアーチがある。   その向こうに3弁形をした小部屋がある。

これがイスラムの守りの窪みで、信仰の元になっている。  アルカーハム2世が在位中(951〜957年)に造った物です。

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