8月8日、午後ジュネーブへ。 シャモニーからバスで1時間ちょっとです。 昔は個人旅行でした。 バスを捜して乗りました。 

ある日本人のご夫婦のご主人が、「この国は時間にいい加減だから、時間通りには発車しない。 買いたい物を忘れたから買ってくる」と、言って降りました。 ところが時間になっても戻って来ません。 

バスは定刻に発車しました。 奥さんが大慌てです。 私は「stop! stop!」と手振り、変な英語で状況を説明しましたが、フランス語の彼には通用しません。

奥さんは諦めて、「ジュネーブのホテルで待つしかないわ」と言っていました。 その後会えたか心配ですが、ご主人は旅なれたお方のようでしたから大丈夫だったでしょう。 旅先では人をバカにした態度はいけませんね。 教訓です。

時間がたっぷりあるので、オビーブバラ公園見学です。 この暑さでバラは咲いているのですが、ぐったりして可愛そうです。

観測史上初めてとかで、日本の8月末の新聞ではフランスで14000人が熱波で亡くなったと報じています。

ジュネーブは37度の暑さです。 歩くのも億劫です。

バスのクーラーも最大限にしても効きません。 もともと涼しい国ですから、扇風機やクーラーの設備はありません。 レストランやお店でもクーラーは入っていません。

日本ならデパート、お店、レストラン、電車、バスなどクーラーの無い所はありませんから、暑さがきつかったらそういう場所に避難できます。

こちらはそれが無いから本当に死ぬ思いです。

この後、日本人専門の免税店に入りました。 微かにクーラーが入っていましたが、この暑さのせいかあまり効いていませんが、それでもほっと一息です。

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