中国の始めの訪問は南の桂林。次ぎは奥地のシルクロード。 次は北の万里の長城。
今度は真中の上海近辺訪問に行くことにしました。
上海経由杭州、無錫、蘇州、上海です。 このツアーはどの旅行会社も大々的に宣伝していますから、出発日時と帰国日、それにお費用を比較検討しやすく、また訪問個所やルートは似ていますから同じと思います。
それに一箇所くらい場所が違っても、体制には変化ないみたいです。
1993年5月2日、14時発、上海着16時、そのままホテル泊。 この時期はまだ厳しくて、団体ビザでないと、観光出来ませんでした。 空港での入国も厳しく、名前順に並んでの審査です。 係官が目を光らせています。 この国で悪いことしょうと思う人などいないのにね。 自分達が悪い事するから、自分達と同じと思っているみたい。
5月3日、朝の上海駅から列車で杭州行き。
お弁当を持っての列車です。列車は特等席ですが普通です。しかし一般の人の方はすごい。 ゴロゴロ中国人が重なり合って乗っている。 汚いし臭いしうるさい、でもこの国に来てそれは我慢しなくてはね。
上の写真、服装がきれいなのはツアーの人達で、向こうに固まっています。
お弁当は硬いパン、ゆで卵、バナナ、大きい入れ物の割りには食べられる物が無い。 途中でガイドがお茶を配った、細長い湯のみに、お茶の葉を入れてお湯を注ぐ、浮き上がってきた葉を、息で吹き飛ばしながら飲む。 下品極まりない。
トイレは扉はある、しかし便座は泥んこ、座れない、紙もないし水も出ない、それに下の線路が見えている、垂れ流しです。 これでは衛生上悪いわけです。
右、杭州駅。 中国的です。 次ページ