天空の都チベットへ、 さてどのような所でしょう? 天空の都という歌い文句から、天上のパラダイスを夢見て出かけましょう。

チベットのポタラ宮が世界遺産に登録されて有名になる前々から、訪れたいと思いながら、機会に恵まれずなかなか果たせなかった夢、 やっと実現できそうです。わくわくしますね。 

2004年9月4日、日本からの直行便は無いので、上海経由成都一泊で乗り換え、チベットのラサです。 成都に宿泊する必要は無いのですが、中国のお国事情で、そうなるのでしょう 。 

中国は現在はビザが不必要になりました。しかしチベットのみビザが必要です。個人で取得しようとしましたら、中国に身元引受人がいる、とか親戚がいるとか、いろいろ面倒な手続きが必要なので、旅行会社にお任せです。

9月5日、早朝の6時出発です。まだ周囲は真っ暗です。ラサに近づくに従い、明るくなってきます。ラサは山々に囲まれた盆地のようで。山々の頂には雪が残っていて、飛行機の窓から朝日を受けて、赤く輝いて見えています。 神々しい風景です。 

さあー!来たー!。

周囲の景色は標高3600m以上ですから、木々は見当たら、岩盤と土漠で荒涼としています。こんなところ人間が住めるのかしら? 標高が高いか、高山病は大丈夫かなとか? ペルーのチチカカ湖では大丈夫だったから平気かなとか? ちょっと不安がよぎります。

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