20018年10月7日、11時30分。トルクメニスタン入国。長~い道程をスーツケースを推しながら歩くのかと思ったらすぐ近くまで4WD車が待機しています。ほとんど歩くことなく乗れてよかったです。
4WDで動かなければならない位、道が悪いのかと思ったらそうではなく遺跡見学後山道を登るためでした。町の道はウズベキスタンよりしっかりしています。
トルクメニスタンに行く事になったのは「地獄の門」という火山?噴火?ま近かで見学できると旅行会社の宣伝を見て、ぜひ行ってみたいものだと参加したのです。
トルクメニスタンはソ連崩壊後同じように1991年独立した新しい国。日本の1,3倍の広さ。人口540万人。首都アシガバード、(白い大理石の都市)。宗教はイスラム教が主。時差4時間。
5個の州から出来ています。地理は西側はカスピ海、西南にイラン(コベトダク山脈)、南はアフガニスタン、北東はウズベキスタン、北西はカザフスタンに接しています。
国土の90%が砂漠地帯、70%が黒い砂を意味するカラクム砂漠、北東地帯は赤い砂を意味するキジルクム砂漠があります。
トルクメニスタンは1995年、国連総会が承認した世界185ヵ国中唯一の永世中立国。
1991年ソ連崩壊後、独裁的な体制を維持している。
気候、夏は40度~50度、冬は0度まで下がる。厳しい気候。主な産業は天然ガス、石油。綿花などの農産物。病院、学校は無料。
最近伸びてきた国。飛行場、主な建物、道路は2年前に新しい大統領になって建てられたもの。ピカピカ光っています。建物は白い大理石作り、屋根は緑色。きれいなコントラストです。緑色は国のイメージカラーです。
始めの訪問地、クフナ、ウルゲンチ。
12時到着、クフナとは古いという意味。旧ウルゲンチという事。11~14世紀にホルムズ王国として栄えた首都。
セルジュク朝の支配を経て、12世紀~13世紀にシルクロードの最盛期に繁栄した王国。
ジンキスハーンの率いるモンゴル軍により破壊。14世紀にはティムール帝国の支配下に入る。17世紀に入り、アムダリヤ河の流れが変わり、廃墟となる。
ホラズム王国はモンゴル侵入まで中央アジアからイラン高原まで広大な地域を支配していたイスラム王朝でした。
右の写真、トレべく・.ハニム廟。1370年建立。14世紀の王クトウルグ・ティムールの妃トレべく・ハニムの霊廟。
下の写真、中にもう一つの入り口がある。ダブルドームの構造。
右下の写真、ドーム内部は複雑な鍾乳石の天井、直径12mの装飾は中央アジアでは最も古い。
ペルシャ伝来のモザイク模様。星を模した365の金色の点。
それを支える12の円筒形のアーチ。その下の24個のアーチ。
4個の大きな窓は「年、月、日、週」を表す。当時としては天文学が発達していた。