最後の夜はダウ船のクルージング。 素敵な夜景が見られるかと楽しみにしていたら、クリークを少しアラビア湾の方へ、少し行っただけですぐ河へ戻ってしまった。 

ダウ船というからもっと変わった船かと思ったら、普通の船です。 食事もホテル並のバイキングです。 

だから変な写真です。 

席は中二階で、外の景色も大して見られない。 文句いって屋上の席に変えてもらいました。

夜景はあまり良くない、高層建築の割には夜働いていないから、明かりを点けていない、そのためビル群は真っ暗です。

街頭の明かりと自動車の明かりくらいです。値段はバカ高い、こんなOPは今まで参加したこと無い、お勧めしません。 旅行案内所にも載っていません。 最近出来たクルーズのようです。

最後にこのツアは11人のこじんまりした人数の集団でしたが、始めの機内での出来事以来、変な雰囲気でまとまらず、普通なら最後にみなさんでの写真を掲載するのですがそれがありません。 残念です。 夜行便で日本へ帰国です。

今回のアラブ訪問は全くの幻滅でした。 旅行書に書いてはあったのですが、これほどとまでは思いませんでした。 2ヶ月前から観光に限り、ビザ不要です。

ショッピングとマリンスポーツの好きな方以外は訪れる所ではありません。 オイルマネイの凄さと開発の凄さを見せ付けられた旅行です。 石油産出国は多かれ少なかれ現在はこのような状態ということです。 サウジアラビアなどは貧富の差が大きいらしいです。 オマーンやカタールなどは地方都市はまだ開発が遅れているらしいけれど、早晩このようになるでしょう。

何度も書きましたが、これではいくら地球の温暖化を阻止しようとしても、石油を使用している限り無理ですね。 特に発展途上国の開発が、物凄い勢いで進んでいるのですから、地球もたまらないでしょう。 そんなことを思い知らされた旅でした。

ホーム アラブ首長国連邦