世界最大の滝、979mの高さから流れ落ちるエンジェルフォールをずっと以前から見たくて機会を待ってました。なかなかチャンスが無く今回やっと念願かなって出かける事が出来そうです。

エンジェルフォール?一体どこにあるの?ブラジルの北方のジャングルの中かな?そんな位にしか思っていませんでした。

費用もバカ高く、遠いし、日にちと時間が合わなかったりで、なかなか機会にめぐまれませんでした。

決定するまでに随分悩みました。ジャングルの中の坂道を登山出来るかな?山は険しい?若くもない?いろいろ厳しい条件が揃っています。

送られてきた案内書を見たら、川の中を泳いで渡るとか、水が少なく流れが無ければその区間を歩かなければならないとか厳しい条件付きです。

川の中を泳ぐとは?鰐やアナコンダが出てきたら食われてしまうし、水が無く歩くとしたら、川底の石ころだらけの道など長い区間は歩けないし、どうしようか?随分迷いました。

しかし今を逃したら永久に行かれなくなると一大決心をして行くことにしました。雨季の時期が最適といいます。その時期を選びます。

2017年6月24日出発。地球の反対側に行くのですから、航空機の乗り継ぎ、待ち時間を入れても二日間かかります。成田出発14時25分、メキシコシティー着13時(時差14時間)

所要時間12時間30分、空港ホテルで休憩(休憩など必要ないけれど、乗継便の待ち合わせが長いから休む所が無いからということです。)


日本→メキシコへ。メキシコ→コロンビアの首都ボゴタへ。ボゴタ→ヴェネズエラの首都カラカスへ。

カラカス→中都市のプエルトオルダスへ(地図の右端)。プエルトオルダス→エンジェルフォール近郊の村カナイマへ。宿泊はカナイマ村二連泊です。

乗り継ぐ飛行機は5回です。飛行機利用でなければエンジェルフォールの観光は出来ません。

道路や橋が無く、ジャングルの密林と大河に覆われているからです。

エンジェルフォールは地図の真ん中下ヴェネズエラと書いてある青い字で書いた辺りです。






アヴィアンカという名前の航空機。

ヴェネズエラは産油国。カリブ海に面しています。標高約1000mの盆地に広がります。

石油の富のため一部の人達が富を独占しています。富裕層と貧困層の格差が生まれています。

貧困層の支持を受けて1999年当選したチャベス大統領が反米主義や独裁制を高めていく中、死去した。

インフレが進むヴェネズエラはスラム街が広がって治安が悪い。

国交は隣国コロンビア以外とは断絶している。外務省の勧告では警戒レベル2です。

人口約3000万人、首都カラカスは900万人、面積は日本の2,5倍、言語はスペイン語、人口の51%は原住民との混血。白人は43%。宗教はカトリック教徒。

奥地は文明は及ばず原住民の住む深い森林地帯が存在する。


25日1時28分メキシコシティー発、コロンビアの首都ボゴタへ。

ボゴタ着6時、ボゴタ8時8分発ヴェネズエラの首都カラカスへ、2時間のフライトで11時07分着。

カラカス発17時、ところがこの飛行機は飛ばないという。つまり乗客が14名だけでは赤字になるため。呆れる。

仕方が無いので、添乗員とガイドがチャーター機を手配。午後1時発、早目に中都市プエルトオルダスへ、午後2時着。早くホテルに到着です。まる二日かかります。

添乗員が度々このような事態が発生すると、この航空会社使用を考え直さないと、と独り言。

チャーター便のため費用は別途参加人数の頭割で請求されるという事です。

旅行の最初から、疲れますが楽しみです。

左の写真、ジャングルの中かと思ったら、大都会です。密林などどこにも見当たりません。

世界中こんな感じになっていきていますね。

エンジェルフォールがヴェネズエラにあるとは?ブラジルの北方のジャングルの中かと思ってましたが、ヴェネズエラの南東方向でした。知識が無いと笑われますね。   次ページ