イスラエル。 どんな国? 第二次世界大戦後、アメリカの後押しでパレスチナの領土に新しく出来たユダヤ人の国。アラブ民族に囲まれた紛争の絶えない国。キリストの発祥地でキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三つの宗教に別れている国。もっとも重大な問題はテロで、外務省から危険度4が発令されている国。なんでそんな危険な国へ、クリスチャンでもない人がなぜ行くの? 

死にに行くようなものではないの? と周囲から助言されました。でも前から一度行きたかったし、ずーっとツアーは無かった。やっと2008年1月から一社だけツアーを企画した。危険な場所への観光はしないだろう、と思い訪問することに。遺書らしきものを書いての出発です。

2008年5月27日、9時45分、成田発香港13時25分着、乗り継ぎ、イスラエル航空に搭乗するための検査は世界一厳しい。スーツケースの中は全部開けて調べられる。質問書には延々と答えさせられる。手荷物も厳重にチェックする。この検査に時間がかかる。もっとも厳しくしていただいた方が安全のため我慢しましょう。 

香港発15時45分発、テルアビブ着22時40分、飛行中はいつミサイルで爆破されるかと、ひやひやものでしたが乗ってしまった以上あきらめに。

飛行ルートはアラブの国の上空は避けて、遠回りのトルコ上空から地中海へ抜けて、テルアビブへ。 23時30分着、時差6時間、サマータイムで1時間少ない、日本出国後18時間 疲れより緊張でいっぱいです。

入国審査では後でアラブの国(シリア エジプト等)を訪問予定の人は、スタンプ押印を拒否すること。イスラエル訪問者は、アラブの国の入国を拒否されますからご注意を。 

以前エジプト訪問時は空港で銃を持った兵士がうろうろしていましたが、今回はそのような姿は見られず平和そうです。

テルアビブと聞いただけでも、1972年日本赤軍が銃撃戦をしたところなど、怖い印象が残る地域ですね。
エルサレムへバスで1時間、すぐホテルへ。  明日からの観光、エルサレム死海マサダ、ナザレガラリア、テルアビブ、と訪問します。
何が起きるか楽しみですね。 次ページ