美しいアルプスの山々抱かれた国スイス、絵葉書のような湖のあるスイス、夏のない氷河に囲まれたスイス、永世中立国スイス、もっとも安全な国スイス、日本人の多くが憧れる国スイス、一番最初に訪れたいと思う国スイス。
リタイアしてからゆっくり訪れようと考えていましたら、オードリーヘップバンに似た妹(イタリアのページに載っています)が、「スイスは高地でしょ。 年取ってから山は無理よ」と言う。 なるほどそうだ、それでは早いうちにと思い立ちました。
20年位前にほんの一部だけ訪れていましたので、今回は10日間の日程で、スイスに浸りたいと思います。
夏休み期間は格安航空券は名目ばかりで安くない、その上ホテルもバカンスシーズン並の高さ、また駅前の安ホテルを目指してもバカンスシーズンゆえ、満杯だったら大変、それに交通費、食事代、入場料、等など考えたら旅行会社のツアーの方が全部揃っているし、面倒ないし、費用も安くはないが、自分で計画して行くより安いかもしれない。格安航空券とホテルだけというのは時期はずれにはピッタリです。
2003年8月1日 成田10時30分発、JALでチューリッヒ直行、15時20分着、時差8時間、日本の飛行機は日本語が通じるから、始めから安心、年より趣味ですね。
飛行機の乗客は様変わり、若いカップルなら当たり前だが、赤ちゃん連れや小さい子供連れが多い。長時間の飛行機内、泣き出す子も多く可愛そう。でも若い両親は自分も楽しみたいからそんなことお構いなし、豊かな日本の象徴みたいです。
飛行機内で隣りに座った若い素敵なスイスの若者。日本語のマンガ本を読んで笑っている。聞いたら日本育ちのスイス人、流暢な日本語でいわく、「スイスには海が無い、 温泉も無い、東京のような大都会が無い、山だけで田舎です。産業は何も無い、徴兵制があって、成人になったら誰でも受けなければならない。そのために帰るので心が重いのです。こんな国のどこがいいのですか?私の心の故郷は日本です。乳頭温泉に5日間浸って、沖縄で泳いで納豆を食べだめしてきました。」 なるほど考え方はいろいろあるものです。 お互い無いものねだりかな。
チューリッヒ、ルツェレン、ハイジの里、サンモリッツ、ローヌ氷河、ツェルマット(マッターホルン)、カンデルシュテーク(エッシネン湖)、グルンデルワルト(ユングフラウヨッホ)、ベレン、ブリエンツ(ロートホルン) モントルーのシヨン城、シャモニー(モンブラン)、ジュネーブ、この予定で訪れます。