モロッコと聞けば何を思い浮かべますか? 

どこまでも続く砂漠に真っ赤な太陽、顔を黒いチャドルで覆って目だけ出しているエキゾチックな雰囲気の女性。

いろいろな案内書には、女性の大半は不思議な魅力の国、女性の心を引き付ける何かを持っている国として、訪れたいと思っていると書いている。 ところが男性はあまり魅力はないと答える。

なぜ そのように感じるのでしょうか? 

アーリア系に属する男性、地中海に面している国々の男性は、特に女性を見る目付き、態度が違う、彼らの目付きはとろけるように甘く、「あなたは世界一すてき」、と目で合図している。女性なら若いや年寄り関係ない、 もちろん魂胆は見え見えなのだが、そのような素振りは決して表さない。家族の呪縛がない人なら、声をかけられたらひとたまりもないでしょう。 

特に日本の女性はそのような男性には慣れていない。だからよく事件が起きるのは、彼らはただ遊びで誘っているのに、女性は本気でついていってしまう。彼らはそうする事を子供の時から自然に身に付ける、北方に行く程その傾向は薄くなり、北欧などはそのような事はほどんとない。 

成田に着いた途端みょうに男性にぶつかる。そして彼らの目つきは、「どけ!あま」、又は「邪魔だ!ばばあ」、など口には出さないがそんな感じ、外国で人にぶつかる事はまず無い、男性は気づかれないようにさりげなく避ける、電車の座席でも同じ、男性はどんな女性でもさっと立つ、又は座らない。 

日本ではお年寄りが前にいても立とうともしない、日本の中で育った女性達は、日本では肩で風を切って歩いている男に飛ばされないよう避けて歩く、そんな風土で育っていくと、レデーファースト社会の男性は、この世の人とも思えないほどすてきに映るのは、当たり前の事ですよね。 

女性を責めるより日本の男性方々、騎士道精神は無理ですよね。 数百年の歴史のある武士道精神の根性を叩きこまれた身には、今さら変わりようもないですよね。 やはり女は男に従えか、日本では無理ですよね。 騎士道精神の真似事などしたら、回りの人に、「あの人なにやってるの、 いやらしい」、と言われますよね。 郷に入りては郷に従え、ですか。 アーリア系男性に、みすみす日本女性のよいところだけ盗られてしまうのを見ているだけですね。 悔しいね。

 スペインからカサブランカへ、イベリア航空なのでスペイン経由、マラケシュカサブランカラバトタンジールからスペインのジブラルタル海峡を通って、ミハスへの旅行です。 現在はいろいろな旅行案内書、旅行会社の便利なツアー、格安航空券など情報は何でも手に入る。 ここでは旅行ガイドに書いてないいろいろなエピソードを、紹介しようと思います。 どのページもそのように作ってあります。

8月3日、カサブランカからマラケシュへ、バスで3時間30分、夏の最も暑い時。 バスの中のクーラーは全然効かないうだるような暑さ、長ーいバスでいい加減いやになった。 

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