ネパールといえば、すぐ思い浮かべるのは7000m〜8000m級の雪山が連なるヒマラヤ連山です。あの感動的なエヴェレストをはじめ、アンナプルナやマナスルなど等、でもあの高山に登山するなんて出来るはずないですよ。でも空からの遊覧飛行なら、だれでも出来ます。エヴェレストを空から見たいなあー、そんな夢をもって出かけることにしました。それにネパールには世界遺産も沢山あるし、政情不安が伝えられますが、観光客には危害は加えないでしょう、などと甘い期待を抱いて出発です。 

旅行会社に問い合わせたら、9月から10月が最も良く山が見えるといいます。でも友人は冬が良いと言います。冬は寒いでしょうから、旅行会社の言うとおり、10月に訪れたのが間違いでした。寒いだろうと、ジャケットやら厚手のセーターや冬用スラックスなど用意しました。

カトマンズ近郊のバドガオン ナガラコット カトマンズ ポカラのサランコット ポカラ パタン ヒマラヤ遊覧飛行 カトマンズの火葬場の旅です・ 2人から催行です。 

2002年9月29日、19時10分成田発バンコック経由ですが、深夜23時40分着、ホテルへ。2時間の時差 数年ぶりのバンコックですが、驚いたことに空港はピカピカ 空港外の道路もピカピカ、町もピカピカ、ホテルもピカピカで、すべてすばらしくきれいです。翌日のホテルの窓からの町の様子も、超高層ビルがずらーっと並んでいます。アメリカ並です。これでは訪れる意味がありません。ガイドの話し、水上マーケットも、地方まで行かないと見られないそうです。 

30日10時30分発カトマンズ着12時30分着、1時間30分の時差、いよいよヒマラヤの国ネパールです。飛行機の座席が左側でしたので、山並みが見えなくて残念でした。空港近くカトマンズの町は茶色いレンガの家々で、高い建物は見当たりません。山々は頂上まで開墾されていて、家が点在しています。自然の山は無いようです。自然破壊も凄いですが、人口もすごいということでしょうか。

空港はこじんまりしています。寒いかなと思ったら、暑いこと暑いこと、着ていたものを全部脱ぐ感じです。

カトマンズ市内を通り越して、カトマンズから東へ、バドガオン市内観光です。 カトマンズ市内は、埃っぽく人々で溢れています。道路はデコボコで、排気ガスがいっぱいで、バイクと古い車で道は溢れています。 裸の子供と汚いクルタ(サリー)を着た女性達、昔のタイのようです。

次ページは古い町がそのまま残っている世界遺産のバドガオン (パクタプルともいいます)です。