情熱の国スペイン フラメンコと闘牛の国スペイン どなたもすぐにそのように思い浮かべます 初めての外国旅行でヨーロッパを訪れる場合は大抵一国一箇所の大都市の一部分のみ見物します そしてカルチャーショックを受けて帰りの飛行機の中で外国旅行のとりこになります

そういう私もその一人です 十年位前にマドリットのみ訪れました それで今回は1995年8月 スペインの南の方から有名なグラナダ、コルドバ、セビリア、トレド、マドリッド、バルセロナの順に訪問することになりました なぜ南からといいますとモロッコが先で モロッコ訪問後ジブラルタル海峡を船で渡ってミハスという町を通ってグラナダへ このようなコースです それで始めがミハスの太陽道路です

グラナダコルドバセビリア、ポルトガルのリスボンを訪れてトレドを通ってマドリット観光です 最後がバルセロナです

マドリッドからモロッコへの出発までの朝の僅かな自由時間にホテル近郊のプエルタ・デル・ソル・広場へ マドリットの中心地で「太陽の門」という意味です でも門は無い

16世紀まで城門はあった 今は城門の代わりに時計台のある政府の建物があり その建物の前がスペイン全土の起点を示す道程票の石がはめてある

プエルタ・デル・ソルで1808年5月スペインに侵攻したナポレオン軍に市民がはむかった 一日で鎮圧され 反乱者は翌日処刑されたがフランスにはむかったのはこの地が初めてだった 後フランスからの独立運動の戦争が始まった

 

 

 

この広場はにぎやかで大勢の人達が集まってきます お店やお土産屋も沢山ありますが早朝なためまだ開店してません

マヨール広場 回りをクリーム色の華麗な建物で囲まれて素敵な広場です マドリットの中央広場として国王の宣誓式 絞首刑 闘牛までいろいろな目的に使用されてきた 見世物は何でもこの広場で行われた

中央は1606年建造のフェリペ3世の銅像で 彼はマドリットをスペインの首都に定めた

建物の内部はいろいろなお店です 時計台の付いた北側の建物はパン屋管理局 南側の建物は肉屋管理局 だが現在は観光案内所 西側は居酒屋が並んでいる いずれも市の所有物です

中央に座って回りを見渡したら別世界に入り込んだ感じです

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